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help リーダーに追加 RSS <ノーベル化学賞>下村氏

<<   作成日時 : 2008/10/09 23:34   >>

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前日の「ノーベル物理学賞」の受賞もとても興味深かったですが、なんと今回は「化学賞」ということで・・・
ほんと日本の科学も捨てたもんじゃない、日本人が褒められたようで〜
なんかよく分からないですが、嬉しいなって思います。

↓は10月8日の 毎日新聞記事ですが・・・

<ノーベル化学賞>下村氏、研究一筋半世紀 自宅にも実験室

日本人研究者の頭脳が、2日連続で世界に認められた。ノーベル物理学賞の3氏に続き8日、緑色蛍光たんぱく質(GFP)を発見した元ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員、下村脩さん(80)の化学賞受賞が決まった。日本人の化学賞受賞は、故福井謙一博士、田中耕一さん(49)らに次いで5人目。02年の田中さんと小柴昌俊・東大特別栄誉教授(82)に続き、今年も物理学賞と化学賞のダブル受賞となる。受賞経験者からは祝福の声が寄せられ、知人らも地道な研究がもたらした偉業を喜んだ。

研究は、やり始めたらやり遂げることが大事。難しいからといって、最初からあきらめてはいけない」。下村さんは6日、毎日新聞の取材に、自身の研究姿勢をこう語っていた。生物発光の研究に取り組み始めてから約50年。まさに研究一筋の厳しい姿勢を貫いてきた人生だった。

米プリンストン大の研究員時代。「なぜオワンクラゲは発光するのか」という謎に迫ろうと、研究を始めた。捕ったオワンクラゲは実に約5万匹。その中から「イクオリン」という発光物質を取り出すことに成功した。だが、イクオリンは青く光る物質で、オワンクラゲは緑色に光る。研究を続け、イクオリンの精製時に、わずかだが緑色に光る物質を見つけた。これがGFPの発見につながった。研究は「やって少しでも分かってくると、それがまた魅力となり、面白さとなって研究をしたくなるんです」と語った。

中学生の時、長崎県・諫早に疎開。軍需工場に動員された。戦後は中学の卒業証書がないため、高校へ進学できなかった。たまたま近所にできた長崎医科大薬学専門部(現長崎大)に入学。卒業後、民間会社には就職しなかった。「人の言うことは聞かないですから、民間の会社では勤まらないと思った」と当時を振り返る。

趣味は、水彩画やデッサンなどの絵画を購入すること。「人間は自分の意見が正しいか反省しなければならない。研究とまったく違う分野の絵画は、そのための基準を与えてくれる」とその魅力を語る。ただ「研究と同じで、購入する時も徹底して調べます」。最近まで自宅の実験室で研究を続けていたが、いまは自らの研究を書き残す著作活動に忙しい日々を過ごしている。

最近の科学研究をめぐる状況に不安を感じる時もあるという。「今の研究者は、結果の出やすい目先の成果を追うことが多い」と嘆く。「元気のない若い研究者が多く、もっと根本原理に迫る研究者が出てきてほしい」と期待を示した。

◇変わらぬ好奇心

下村さんが卒業した長崎大薬学部の同窓会役員を務めた富安一夫さん(71)=東京都多摩市=は昨年1月、東京都内のホテルで開かれた朝日賞の贈呈式で下村さんと会った。富安さんは「下村先生は講演で『大学の一線を退いた今でも、自宅に研究室を作って研究を続けている』と話されていた。とにかく元気で、好奇心が旺盛。『GFPの抽出には成功したが、自分では用途が分からず、他の研究者のお陰で有名になった』と述べるなど、成果をひけらかすこともなく、ひょうひょうとした方。私たちも『もしかしたらノーベル賞も』とうわさしていたが、その通りになって、びっくりしました」と話した。


追伸
「ワオンクラゲ」の資料は、「水生生物雑記帳」さんよりのものです。


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